2008/8/17 日曜日

w-zero3[es] うるさいライトメールを静かにさせる方法

Filed under: w-zero3 — 平川 滝雄 @ 23:58:08

最近,ライトメールを使って送ることがあるのですが,送信後の音がとてもうるさく,困っていました.
なので,自力で消音に成功したのでそのメモを残します.

まずは音を鳴らす原因であるWAVEファイルはどれであるか・・・.

別の携帯に送るなどして調査した結果,以下の5つファイルにたどり着きました.

  • spl_dtmfast.wav
  • spl_dtmfpd.wav
  • spl_success.wav
  • spl_success2.wav
  • spl_busytone.wav

どのファイルもwindowsフォルダ内(\windows)に入っています.

これを削除すれば良いかと思われるかもしれませんが,これらはシステムファイルのため自動で復元されてしまいます.

そのため,無音のWAVEファイルを置き換えることにより,消音対策を行いました.

同じように,いつまでも泣きやまないw-zero3に頭を悩ませている方がいるかもしれませんので,配布します.
以下のファイルをダウンロードし,展開を行ってください.
展開した5つのWAVEファイルをw-zero3のwindowsフォルダ内にコピーし,既存ファイルを上書きすれば完了です.

silent_lightmail.zip

但し,ファイルの置き換えはご自身の責任において行ってください.
この操作によって,何らかの問題が起きても当方は関与いたしません.

2008/8/16 土曜日

トラ技2008年8月号付録マイコン「NEC 78K0」を用いた赤外線物体検出

Filed under: マイコン — 平川 滝雄 @ 2:44:41

こんばんは.

今回は78K0マイコンを用いた物体検出についてのメモ書きです.
ことの発端は研究室の鍵を閉まってあるキーボックスが別の階にあるので,今鍵があいているのかがわかるシステムが欲しいということでした.
まあFericaリーダをつけて,サーボモータを動かしてサムターンを回すというネタがありましたが,今回はそれには触れません.

鍵をしまう箱に赤外線LEDと赤外線リモコン受信モジュールを用いて,鍵検出(広くいえば,物体)を行います.
通信できれば,当然鍵はなく,通信できなければ鍵があるという風に認識します.
その間に別の物が入ってしまうということは考えないことにします.

仕様としては,物があるかないかをシリアル通信でPC側に1bitのデータを送るということにします.
PC側はWEBサーバを立て,携帯から見られる状態にします.
PC側でシリアル通信を行い,文字列を受信するにはPerlで実装するのが一番簡単なようです[1].

赤外線受信モジュール[2]は38KHzでPPM変調[3][4]したものでないと,きちんと出力してくれません.
なので,78k0マイコンでタイマ50を用いて方形波出力をすることに・・・.

自分がハマったこととしては,コンペア値を間違えていたこと.
ここで,38KHzなので,1/(38*1000)=26msec
なので,26msecになるようにコンペア値を設定しました.
すると,L(_)の時が26msecなので,LH(_ ̄)は52msecになります.
つまり周波数としては38/2 となり,半分になってしまいました.

かならずLH(_ ̄)の長さで26msecにならなければならないので,コンペア値は13msecになるように設定する必要があります.
今回はクロック周波数が16MHzで,プリスケーラで1/4にしているので,タイマの入力クロックは4MHz.
なので,1/(4*1000000)=0.25msec
13 (msec)/0.25 (msec)= 52
となり,コンペア値は52を設定しました.
間違えたときは,倍の104でしたorz

よく考えば当たり前のことで,タイマが比較一致した時点で,出力が反転されるというのを繰り返すわけです.
気持ちが焦るあまりに計算を間違えていたので,みなさんも気をつけましょう.

携帯で撮ったので画質が悪いのですが,作っているものを一応あげておきます.

試作品

ちなみに動作しているところの動画です.一応,それっぽく音もなります.

http://jp.youtube.com/watch?v=TcbSzBFR378 

こちらはUSB通信でPCに鍵の有無を1bitで送っている様子です.(0:なし,1:あり)

http://jp.youtube.com/watch?v=jlNNcVXhMcE

そのうちトラ技付録マイコンでの割込みの仕方などをメモに残したいと思います.
では.


参考サイト

[1]TechMemo
Perlでシリアルポートからの文字列を受信して表示

[2]CPUを作ろう
赤外線リモコン受信モジュール

[3]なる研
赤外線リモコンの解析

2008/8/14 木曜日

無料で作曲するためのフリーサンプリング音源 「Independence Free」

Filed under: DTM — 平川 滝雄 @ 1:42:57

Independence Free

ついでに,去年あたりから話題になっていたサンプリング音源「YellowTools Independence Free」について紹介します.

YellowToolsは大容量サンプリング音源を提供している会社です.有名なものとしては,Percussion「Culture」,Electric Basses「Majestic」,Saxophones「Candy」などがあります.

その中でも「Independence」は統合音源で,それらと互換性があり,とても魅力的な製品です.

現在,3つのラインナップがされていて,「Pro」,「Basic」,「Free」があります.
「Pro」版は64GBもののサウンドがあり,「Basic」版は11GB,「Free」版は2GBという制限があります.

「Free」版は試用版のように30秒でノイズが入ったり,サンプル自体が劣化していたりすることはありません.
なので,「Free」版は妥協のない仕上がりになっているのです.
これなら高音質な分,楽器数が少ないのも納得がいきます.

早速ですが,ダウンロードするにはユーザ登録が必要です.
自分用のメモにインストーラとライブラリのリンクを置いておきます.

Installer
Windows (VST)
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%202.0.0%20installer.zip
MAC (VST,AU)
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%202.0.0.dmg

Liblary
1
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2001.zip
2
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2002.zip
3
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2003.zip
4
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2004.zip
5
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2005.zip
6
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2006.zip
7
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2007.zip
8
http://www.yellowtools.us/cp21/cms/modules/forms_yellowtools_downloads/files/independencefree/Independence%20Free%20Content%2008.zip

対応しているOSはWindowsXP,VistaとMacOSXです.
Windowsで使用できるインターフェースはVSTとスタンドアロン.
MacではVST,AudioUnits,スタンドアロンになります.
サンプルライブラリはWin,Mac共通です.

使用してみた感想としては,エレキベースとエレピとパーカッションがいい感じです.
ドラムもアコギ,パイプオルガンも十分使えます.
ただ自分としては,EzDrummerやRealGuitar,Kontakt2があるので,あえて使うことはないかもしれません.
絶対に入れておいて損をしない,一押しのサンプリング音源です.

そのうち,この音源を使った曲も公開したいと思います.

2008/8/13 水曜日

無料で作曲するためのフリーサンプリング音源 「Proteus VX」(スタンドアロン,VSTi対応)

Filed under: DTM — 平川 滝雄 @ 13:47:44

ProteusVX スクリーンショット
こんにちは.
8/11にサンプリング音源「E-MU Proteus VX」がフリー化されました.
E-MU社はハードウェア音源で有名で,愛用者も多いようですが,残念ながら自分は使ったことはありません.
今回無料で音源を使えるということで,そのメモを書いておきます.
ダウンロードにはメールアドレスが必要でメールマガジンを購読する必要があるようです.

以下はダウンロードサイト内から引用(URIは変更されることもあるので,ダウンロードサイト内から落とすことを推奨します)

Proteus VX Install Instructions
Download and save the Proteus VX software to your PC. (save to Desktop is ok)
Unzip/extract the Proteus VX folder to your preferred folder on your PC. You may be able to just open the Proteus VX folder and subfolders without extracting.
Open the Proteus VX Folder.
Open the ProtVX Folder and double click the file: Setup (Setup.exeFollow the install instructions and prompts. We strongly suggest you let the installer use all the default folders for installing.
For install problems, please contact us through Tech Support: http://www.emu.com/support/custsup.asp

Proteus VX Free Download 65.1MB

English Proteus VX Manual 6.7MB

なお,対応しているOSはWindowsXP(スタンドアロン,VSTi)のようです.ちなみに窓の杜にはVistaで動作確認をしたという報告がありました.
音源を使ってみた感想としては,あぁーちょっと古いかなという印象を受けました.
最近は,大容量で高音質なサンプリング音源が数多くあります.
その中で比較すると,物足りなさがあります.
考えようによっては,あえてこの音色を使うというもできるでしょう.
ヌケの良いサンプルなので,楽曲中で埋もれることなく使えそうです.
あとは,ピアノやストリングなど持っていない音色がある方には重宝するかもしれません.

Microsoft GS Wavetable SW Synth がWindowsに標準で入っていますが,もう時代遅れ過ぎです.
確か,RolandのSC-55当たりの音色が入っていたと思うんですが,フリー化に伴いE-MUの音源を入れてくれないかな,なんて思ったりもします.
そうしたら,ゲーム作る側も配布容量が少なくて済みますし・・・.
それにしても,最近のゲームはmp3,oggのファイルばっかりだよなぁ・・・.
自分もやるとしたらそうなるので,人のこと言えませんが(笑)

2008/7/13 日曜日

トランジスタ技術2008年8月号 「@@LCODE」のエラー

Filed under: マイコン — 平川 滝雄 @ 13:46:14

久しぶりにトラ技についていた付録基板で遊んでみようと思いました.
今回はUSB経由でマイコンが書き込めたり,通信できるのですごく便利.

ただし,トラ技BIOSを使用しなければなりません.
本書を読み進めていくと,途中で次のエラーが表示されました.

RA78K0 error E3210: Segment ‘@@LCODE’ is not exist - ignored

これはトラ技のAppendix Aにも書かれているとおりですが「標準のライブラリを使用する 」のチェックをはずすと,エラーになるそうです.

でも,「標準のスタートアップルーチン」と「標準のライブリラリ」のチェックをはずせと書いてあるのに,どういうことだと.
で, 問題は「RAMAPP.dr」に潜んでました.
トラ技に添付れていた「RAMAPP.dr」は次の通り

memory ROM : ( 00000H, 01800H )
memory BROM : ( 01800H, 00800H )
memory UROM : ( 02000H, 02000H )
memory IXRAM : ( 0F000H, 00800H )
memory RAM : ( 0FB00H, 00500H )

#プログラム中で明示的に定義されていないセクションの配置アドレスを指定する
MERGE @@CODE : = IXRAM
MERGE @@CNST : = IXRAM
MERGE @@DATA : = IXRAM
MERGE @@R_INIT : = IXRAM
MERGE @@R_INIS : = IXRAM
MERGE @@LCODE : = IXRAM

で,本来なら,最後の行がコメントアウトされていなければならないようです.
それなのに,コメントアウトがついてません.
次のように書き換えて実行すると,

#MERGE @@LCODE : = IXRAM

次のような警告が出るものの,ビルドに成功しました.

RA78K0 warning W4301: Can’t initialize RAM area ‘f000h - f002h’
RA78K0 warning W4301: Can’t initialize RAM area ‘f003h - f052h’

めでたし,めでたし.

最初で自分のようにつまづく人が出てくると思ったので,書いてみました.

もし間違い等あればご連絡ください.


追記 2008.7.14

なひたふJTAG日記に公式?の訂正が掲載されておりました.
詳しい解説も載っておりますので,そちらも併せて参照してください.

なひたふJTAG日記,”トラ技78Kマイコンのコンパイルエラー”
http://nahitafu.cocolog-nifty.com/nahitafu/2008/07/78k_0cec.html

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